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正しさは水のごとし

しばらく見向きもしなかったクーラーと蜜月の仲になってしばらく経つ。

出かける前と帰った後のふれあいはもちろんのこと、一緒にいる間は1mmも側を離れたくない。

そして出先でもその存在を追い求めてしまう。

山﨑まさよしのあの曲の歌詞、そのまんまである。

 

 
   

そんな大阪、梅雨が間もなく開けそうである。

梅雨明けといえば、ビール

そして、梅雨明けといえば、セールである。

冬のセールは年が明けてすぐ行われるため、割と記憶に残っているが、夏のセールは日程が曖昧ということもあり、いつも記憶があやふやだ。

…毎年どんなだったっけ?

 

 

記憶があやふやといえば、30を過ぎてもの忘れがひどくなった。

アイドルグループのメンバーが皆同じに見える、人の名前が覚えられない、話が脱線して「今何言おうとしたんだっけ?」

ーー日常茶飯事である。

 

20代の時の、全ての事柄と感情に輪郭があり、葉脈に水が行き渡るように、その隅々にまで感覚が行き届いている、弾けば響くようなあらゆる感情に対する、ディテールに対する鋭さが今はない。

自分に対して嘘をつく、というと言葉は強いが、諦めることが上手になったのかな。

「丸くなる」ってこういうことなんだろうか。

 

 

 

最近、吉田修一さんの「橋を渡る」を読んだ。

2014年に都議会で結婚や出産に悩む女性を支援する政策を議論していた女性議員に対して、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」「産めないのか」といった差別的なヤジが飛んだ事件は記憶に新しい。この問題をきっかけに、明良、篤子、謙一郎の3人が自分の在り方を問う、そんな作品だ。

 

この問題は、ヤジを飛ばした1人の議員は判明したが、もう1人は判明されないまま捜査が打ち切られる、という形で幕が引かれている。記録が残っている、ということは、言った本人はおろか、周りもそのヤジを聞いているのに、誰も正直に言わなかった口を揃えて嘘をついた、ということになる。

 

作中に登場する篤子がこの嘘にのまれて、

ちゃんとした大人たちがしっかりと調べたのに、なかったのだから、やっぱり最初からなかったのかもしれない。

と自ら真実をひっくり返してしまうシーンがあながち生々しく、薄寒い。

年を重ねることがますます恐ろしくなってくる。

 

 

 

「正しさ」とは一体なんなのだろうか。

そしてセールとは”正しい”のだろうか。

今まで定価でお譲りしていた商品の価格(考え方によっては価値)を下げる行為に、これまで買ってくれたお客さんの顔に泥を塗るような、そんな気持ちになる時がある。

「え…そもそもこの値段で儲け、出るんじゃん」

「うそ…!これついこの間定価で買っちゃったよ…!」

「安くなるならもっと早く教えてくれればいいのに…!」

そんな声まで脳内でリフレインする。

…果たして僕はお客さんに嘘をついているのだろうか。

 

 

セール対象品は確かに価格が変わる。

でも、その価値は変わらないのではないだろうか。

その時、定価で買ったものが今安かったとしても、それは商品の、そしてその時の判断の価値が下がることにはならないと、僕は思う。

欲しいものを「欲しい」と思った時に手に入れる。

その動機は、定価品を購入する時、セール品を購入する時で変わっていくものであり、それは即ちお客さんの”正しさ”がその時々で変化していくことを意味するのではないだろうか。

”正しさ”は水のように常に姿形が変わるもの。

孔子が「上善は水のごとし」と説いたのを思い出す。

そして僕たち販売スタッフは、その変わっていくお客さんの”正しさ”についていく。

 

 

 

なので、セール直前で定価でご購入いただいた方、怒らないでね。

僕を嫌いになっても、パリッシュは嫌いにならないでください。

 
 
 
(スタッフ:奥村)

婦人靴専門parrish

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